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黒鳥は渡る ①

※これは、スワンレイク後のお話。オディールと、グリム・グラハムの旅の後日談…

原案はこちら
http://www.crazy-angel.com/event/swan/


―――

大汗をかいて目が覚めた。

目が覚めたと言えるのか、視界が真っ暗なまま。目を開けたのか閉じたままなのか分からず混乱したが、右手側に赤々と燃えている火を確認し、ようやく平衡感覚を取り戻した。


…夢か。

グラハムは、額の汗を拭って、手についた土埃を払った。目の前の焚き火の火が弱まり、闇が強まっていることに気付き、手近にあった枝と、薪をくべてやった。いけない、火の番をしていたのにうっかり寝てしまったようだ。

月も出ていない夜。真っ暗で、風の音もない。パチパチと鳴る焚き火の音だけが頼もしい、が、次から次へと闇に吸い込まれて消えていく。音も、舞い散る火花も。

また同じ、気持ちの悪い夢を見た。
ロットバルトに背中をえぐられ、その瞬間に全身にほとばしった電流のようなしびれ。赤さを感じた血流。頭をよぎるあらゆる暗い感情。憎悪、嫉妬、怒り。その思いが腹の奥から黒い何か物体になってどくどくと溢れ出す。手足がちぎれ、仰向けになった体と首が二つに別れ、そして…目の前が漆黒の暗闇に包まれる…

同じだ。今夜も同じだ。浅く小刻みに、呼吸をする。

落ち着いてあたりを見ると、近くにはグリムが寝ている。息をしているように見えないのは、いつものことだ。僕もそうだが、ちょっとした音では簡単には目を覚まさない。そうでない人間には、そういう部類の人間の気持ちはきっと分からないだろうけど。
しかし彼も、時々突然起き出して頭を抱えていたりする。可哀相に。きっと同じような夢を見ているに違いない。あの感触、どうしたら忘れることが出来るのだろう。
あの時はあやうく誰かを、あの夢で見る自分のありさまに追い詰めてしまうところだったのだ。夢で見る黒い感情、それは、ロットバルトによってもたらされたものなのか、それとも、もともと自分の中にはらんでいた邪な思いが拡張したものなのか。分からないけれど、ともかくこの手で、誰かをこの手にかけてしまうこともあったのではないかと思うと恐ろしい。
恐ろしい…ひとつ、大きなため息をついた。


焚き火の反対側には小さくうずくまったオディールがいる。顔をこちらに向けて寝ている。焚き火の明かりに照らされて、白い頬が紅潮しているように見える。
よかった。彼女はここにいる。

CA版スワンレイク PV

プロモーションビデオ作成しました!
公式サイトにて公開中


ワークキャンプ動画

2007年10月20~21日の土日に行われた1泊2日のCA体験練習「ワークキャンプ」最後の発表会の動画を作成しました!

さて私tuttiはこういった動画編集取り扱っています。
HD対応とかDVDまるまるとか・・・そういうのはちょっと難しいですが、簡単な動画編集程度であればさくっと受け付けます。もしご興味ありましたらお気軽にご相談下さい。

楽器演奏、フラッグ(カラーガード)やダンス、演劇的エチュード、殺陣の5ジャンルを、なんと1日ですべて写し、2日目夕方には発表会。メンバー半分、参加者半分で創り上げる迫力のステージ、よくがんばりました~♪

火ぐまのパッチョ

パシフィコ横浜の東京ガスイベントでの衝撃の出会い
http://home.tokyo-gas.co.jp/event/pa-cho/thanksgiving/

「火ぐまのパッチョ」

pacho01.jpg

なんだこいつは~!!!!

やばすぎる、かわいいよよよおおおお


なんでこんなにおしりがプリンとしてるんですか。。。

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