- 2007-11-05 (月)
- 日常
「苦手」と「嫌い」は似て非なるもの。でも、苦手なものを「嫌い」と口に出すと、その時点で本当に嫌いになってしまうから不思議だ。口に出すことで、自己認識をする作用があるみたい。心の中にあるうちは、まだ形になっていない曖昧な状態。それを言葉にして外界に触れさせることで、曖昧だったそれは明確な形になって姿を現す。今までは漠然と思っていただけだったのに、突如として明確さを帯び、自分で自分に驚くことがある。しかも、今までよりいっそう苦手意識は強まり、悪意が増幅される怖さも孕む。
そんなわけで、僕は苦手なものに対してなるべく「嫌い」と言わないようにしている。苦手だけれど立ち向かうべきものがある。克服が自己に課せられている場合もある。「苦手」なら向かう意識であるものが、「嫌い」と口にした途端、対象を自分から遠ざけてしまう。
あ、その逆もある!