31 2020/12

「20周年を迎えて」~コロナ休止からCA再始動するにあたって。


皆さま、この大晦日をいかがお過ごしでしょうか?

CAの年末はカウントダウンクルーズというイベントに参加し、そのまま、みんなで神田明神(神田神社)で新春祈祷を受けていました。

このイベントは、2004年年末から15年続けてあったのですが、今年はなかったため、団員それぞれで過ごしています。

かくいう私も、初めて家族で年越しを過ごすという貴重な年末になっています。

いまブームであるキャンプを、富士五湖の一つである西湖のほとりでやっております。 (ブームだからキャンプを始めたわけではありませんw)
そんな西湖のほとりからお送りします。

2020年はCAにとって、20周年という大きな節目となりました。

楽団でも劇団でもダンスカンパニーとしても、20年続いてる団体というのは、そう多くありません。自分自身、舞台を最前線でやっていたころにあった団体は年を重ねるごとになくなっていきました。

しかし、どんな状態であれ、こうして20年間続けてこれたのは、この団体を支えてくれていた100名弱のメンバー、関わっていただいた皆さま、そして、応援し続けてくれている観客の皆さまのおかげだと思っております。

本当に本当にどうもありがとうございました。

みなさんがいたからこそ、自分が20年という長い期間を続けて来てこれたと思っています。

「壮大なる創作行為を楽しもう」と大風呂敷を広げ、前人未踏の「新しい音楽文化の創造」というジャンルづくりに挑戦し、その中で「ドラマがないならドラマをつくれ」というモットーから「生命感を実感させろ」と作品作りを続けてまいりました。

ただ、この節目となるはずの1年は別の意味で節目となりました。

コロナによる活動休止です。

かつても活動休止や解散という危機はありましたが、本年のコロナというのは、内部事情などではなく、「3密回避」とかいう政治であったり、稽古場の環境であったりの、外的要因による活動休止を、余儀なくされたものでした。

団体としては、お客さんに近づき、「密」にコミュニケーションをとり、閉鎖された狭い劇場空間で一体感を味わう、という「密」が売りなので、この「3密回避」という外的要因は、団体のパフォーマンスと真向するキーワードになってしまっています。

来年CA地元の神田祭もないようですが、人々が集って祭り(パフォーマンス)を通じて観る者も演る者も楽しむような場をつくるには、厳しい現状があります。

個人的には、また、現役メンバーにとっても、この活動休止の期間を充電期間として、また自分自身や今後を考える貴重な時間になっているのではないかと思います。

ひたすら20年間走り続けて来たわけですし、立ち止まって考える時間も必要だったのかもしれません。

来年はじわじわと活動を再開してまいります。

コロナ感染も収まっていませんし、治療薬やワクチンなど広まるには、まだまだ時間がかかると思っています。なので、実際のところ「3密回避不要」という宣言がされるまでは、まだまだ本格的な活動は厳しいと感じてもいます。

ちなみに、世間的にもすぐにCAが必要だという状態にはならないとも思ってもいます。

「ドラマがないならドラマをつくれ」をモットーにしてきましたが、いま巷ではまさにドラマチックな出来事ばかり。日常生活が単調じゃなくて非現実のドラマになってます。

それだけに、オンライン演劇とかオンラインライブとかみればみるほど、それらは応急的なもの、緊急的なもので、芸の世界においての「ライブ」は、オンラインでは再現不能の唯一無二の価値あるものなのだと実感しています。

すぐでなくとも来年再来年と、どんどんとCAの在るべき価値は高まっていくと信じています。

また、徐々になるとは思いますが、新しい時代に向けて、再生していくCAを応援していただければ幸いです。

また、一緒に舞台を、観客として、もしくは新メンバーになって楽しんでいっていただければと思います。

本当に長く長く書きましたが、ご拝読ありがとうございました。
こんな長文も「20周年だから」とお許しください。
今後ともthe CRAZY ANGEL COMPANYを、どうぞよろしくお願いします。

令和2年12月31日 西湖のほとりにて

代表・演出家 齋藤 美明

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