
代表・斎藤美明より 新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
例年通りに、シンフォニーさんのカウントダウンクルーズに乗船し、お客さん方と一年を締めくくり、そして、新しい年を迎えてきました。
このイベントは、もう何年も参加させていただいてるのですが、いろんな思い出のある現場です。
ある年なんかは、盛り上がったお客さんたちに体ごと持ち上げられ、運ばれました。
ライブイベントで言うと、モッシュダイブとかクラウドサーフィンとか呼ばれるものですかね?
大玉転がしの、大玉気分です。
冬空の夜中の船上、甲板の上で、人の上を運ばれつつ、見上げた空に「どうなるんだろう、俺?」と走馬灯を見たことは懐かしいものです。(ちなみに、当時の副代表は自分が海に投げ入れられようものなら、その後どうしようかとホイッスルを探したと言ってました。ホイッスルで曲の指示出しをしてるのです)
極端な話であったかもしれませんが、こうやって、どの本番でも思い出がたくさんあります。
なぜ心に残るかといえば、それだけ本番の時に必ず僕らはお客さんを見ているからです。
表情だったり反応だったり。楽しそう、無関心、嬉しそう、つまらなそう、などなど。
心の中では一喜一憂しながら、どうやったらお客さんが楽しんでくれるかなぁ、一緒に音楽を楽しみたいなぁと思いながら、本番中を過ごしています。
年末年始のイベントは、お客さんたちとゼロ距離で向かい合い、接することができるイベントであり、そうやって自分たちの活動の原点を確認することができる機会でもあります。
本年も、皆様に音楽の新しい楽しみ方を提示すべく、努力、精進してまいりますので、また皆様といろいろな場所でお会いできることを楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
・・・ちなみに、甲板で運ばれていった僕は、最初に持ち上げられたベンチのところまで安全に運ばれました。貴重な体験をさせていただきました。笑